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反対反対というけれど…




じゃあ、
何か案があるのかと言えば、
そういうわけでもなく、
出てくる言葉は【戦争反対】や【憲法9条を守れ】…。


個人的には、
どうにも論点が噛み合ってないと思うのですよ…。


反対反対と
大声をあげている人の中には
おそらく自分が何に対して【反対】と言っているのか、
イマイチ理解していない人がいるのではないかと、
そう感じることが何度もあるのは事実ですもの…。




というわけで、
今回は少し真面目なお話。






さて、
世間では
【安保法案】に対して、
色々と論争(?)が起きているようですね。



これまでTVや新聞の中だけのお話でしたが、
最近ではワタクシの家の周りでも
10~20人くらいの人が
【憲法9条を守れ~】などと言いながら、
暗い夜道を闊歩しているのを見る機会がありました…



でもさ、
【憲法9条を守れ】って
なんかこれ、
引っかかる言い方なんだよね…。








まず最初に明言しておきますが、
どちらかと言えば、
ワタクシは【安保法案】に賛成の立ち位置です。



というのも、
ワタクシを含め、
【賛成】という立場をとる人間の多くは、
平和というものを次のように考えるからです。


平和とは
国家間ないし、
もっと大きな枠組み同士の
戦力的・政治的な均衡が保たれ、
それぞれが硬直に陥った状態を指す。


ええ、つまり、
平和というのは、
それぞれの持つ力のバランスが
ある程度釣り合った状態が維持されている状態のことである、ってことですね。



多かれ少なかれ、
賛成の立場をとる人間は
【平和】というものを、
自覚的あるいは無自覚的にそう捉えているはずです。




逆に、
反対する人間は
平和というものを、
辞書に書いてある通りの意味で捉えていることでしょう。




ええ、
個人的な見解では
今回の一連の立場の差は
この【平和】というものの認識の差から来ているものだと推測します。









確かにね、
反対派のいうような【平和】が
本当に存在するなら、そういう考えもありだと思うよ?



本当に、
それが今のこの地球で
無条件に達成しえるのならば、ね…。



でも、現実にはそうじゃないでしょ?



今でも世界のそこかしこで、
主義主張の相違、
人種や思想・宗教の違い、
様々な理由で争いが起こっている。



ここ近年で見れば、
どこぞの大国が急激な海洋進出を行い、
周辺諸国を威圧していることや、
はたまたどこぞの大国が武力をもって、
他国の地を無理矢理、自国の領地に編入しようとしてみせたり、とかね…。



どう控えめに見ても、
この国の周囲もとても平和であるとはいいがたい雰囲気になっているのは
反対派の方々の目にも映っていることでしょう。



なにせ、
武力をもって、
本当に【やっちまった】前例が出てきたんですよ?
それもごく近所に…。



で、
一体どこに、
反対派の方々の仰る平和があるんですか?








結局、
今という時代においては
無条件の平和なんてありえず、
自分が手を出さないから
相手も手を出してこないという理屈は成立しないんですよ。
残念ながら…。




それが成立するなら、
この世の中に紛争やテロなんか起こりえないし、
殺人事件や強盗なんてありえないことになります。



でも、
現実にそうした事案は
世界のいたる所で起こっているし、
これからもなかなか無くなりはしないでしょう。



結局、
自分たちにその気がなくても、
火の粉はどこからでも降りかかってくるんですよ。
そうしたものから身を守るには、
ある程度の力や仕組みが必要になるというわけです。



早い話、【平和】は【タダ】じゃないんですよ。



何らかのコストや代償を支払ったうえで、
初めて【維持】できる、そういう類の代物です。




でも、日本は今まで平和だったじゃん?




本気で
今までの日本の平和が
タダだったと思っていたなら大したものです。
よほど自分自身に都合の良いものしか見てこなかったのでしょう。



実際は
自衛隊の存在や、
在日米軍等のアメリカをはじめとする、
同盟国・友好国の後ろ盾が大きいはず。


誰だって、
武器を構えている相手に
なんの備えもなく向かっていくことはしませんよね?
つまりは、そういうことです。



こうしたものの存在は【抑止力】となって働き、
結果として、我々の当たり前の生活を守る一役を担っているというものです。



実際、
どこの国を見渡しても、
自国の防衛のための機構を持たない国なんてありはしません。
力の強い国は自国内で軍を組織し、
それによって国民の生命と財産を守ろうとするし、
自国でそういうものを組織できない国は、
何らかの見返りを差し出すことで、
そうした強い国に防衛を担ってもらったりしています。




抑止力を全く持たない場所なんて、どこにもないんですよ…。




どんな国でも
平和を願っているのは当然ですが、
平和を願うことと、
【防衛】を考慮しないというのは全く別のお話ではないでしょうか?



何もしていなくても
降りかかる火の粉はある。



それから身を守るためには
それなりの力も必要になるし、
そもそも火の粉を降らせないようにする仕組みが必要になる。
そして、そうしたものは本来、【タダ】ではないってことです。



間違っても
何の考えもなく、
周りにつられて反対反対と声をあげることが
平和のためのコストではない。


少なくとも、
ワタクシを含め、
どちらかといえば賛成寄りの人間は
そのように考えているわけです。








よく反対派の人が
『いっそのこと、日本もスイスみたいになればいい』なんて言いますが、
それは多分永世中立国という立場のことを指して言っているのでしょうが、
スイスはその立場を堅持するために、
それ相当の覚悟を国民全員が持っていることは意外に知られていないようです。



結論から言いますと、
スイスは『国民皆兵』レベルの徴兵制をとってます。
GDPの約8~9%を毎年国防費に充ててます。
一般家庭に普通に自動小銃を支給しているなんて話も聞いた気がします。



一国だけの力で
中立を維持し続けようとすれば
おのずとそれ相応の覚悟がいるし、
それ相応の準備が必要というわけです。




で、日本にその覚悟はありますか?
ないですよね?



反対理由に【徴兵制がどうの】という人は、
基本的に今回の議論からは的外れもいいとこです。



いいですか?
スイスは
何があっても
自国の力のみで対応すると言っているから
国民の大多数が戦えるくらいの【徴兵制】を取っているんですよ?



全て自国で対処しようと思うから、必然的にそうなるわけです。
ましてやスイスは周囲全てが他国と陸続きです。
専守防衛の立場をとるスイスで
仮に戦火が切られたとなると、それはすなわち、いきなり本土決戦を意味します。



些細な事案でも
即誰かが対応できるようにするには、
それぞれの地域の人間が対処する能力を持たなくてはなりません。
そのための【徴兵制】であるのだろうと推測します。



でも、日本は四方を海に囲まれています。
いきなり地上戦になることはまず考えられないでしょう。



極端な話、
徴兵制そのものが
現代日本においてはナンセンスなんですよ。



国防という観点で見れば、
高いコストをかけて徴兵制を導入するよりも、
対空レーダーやら海中ソナーやら、
そうしたものに資金を回した方が
遥かに防衛力の底上げに寄与できるというものです。



いきなり地上戦にならないということは
空と海での戦いなわけで、
それはもろに兵器の性能差がものをいう舞台なわけで…。


つまるところ、
近代以降の歴史ににおいて
兵数=戦力の時代はとうの昔に終わってるということですよ



徴兵するのにコストかける位なら、
現状の装備を最新鋭のものに順次変えていく方が、
はるかに効率がいいし、
抑止力という観点からも意義があるというものです。



それに何より、
既に徴兵制云々の議論は
憲法十八条の観点からあり得ないと
キッパリ断言されているわけで…。


なんていうか、
ほんとにそれを理由に挙げている人は
的外れもいいとこなのではないでしょうか…。









さらに、
反対派の意見として
よく耳にするのが【憲法9条を守れ】というものです。


そういう方々は
自衛隊の存在について、
一体どうお考えなんでしょうか…?


ご存知の通り、
憲法9条は戦争を放棄するという内容ですが、
第二項には
陸海空その他の武力を一切保持せず、
国の交戦権を否定しているわけですが…。



で、
憲法9条を守れと言う方は
一体どこの範囲から【守れ】って言っているんでしょうか?




ぶっちゃけ、
額面通りに9条を見ると、
自衛隊は完全に【違憲】ですよね…。
だって、戦闘機や戦車、ミサイルやマシンガン、
どうみても【武力】なものをたくさん持っているじゃないですか…。



で、
さらに素直に
憲法9条を受け取るなら
日本は集団的自衛権どころか、
個別的自衛権すら否定しているように取れるのですが?



確かに対外的なこともあるので
日本政府は
【自衛隊】は憲法が規定するところの【武力】にはあたらないと言いますが、
海外の人はみんな【武力】だと思ってますよ?



日本国内においてすら
違憲という人と合憲という人の両者が
いまだに存在し議論してるくらいなんですから…。



で、9条を守れと言う人は
一体どのラインまで守れと言っているんですかね?



先にも言いましたが、
素直に解釈すれば、
日本は個別的自衛権まで憲法9条によって否定してます。
これは有事の際に次のような立場をとるしかないことを意味します。


交渉はしてみるよ?
でも、相手が聞き入れてくれなかったら、
国民の皆さんは生命と財産をスパッと諦めてね


ええ、
言い方は雑ですが、
憲法9条をストレートに解釈すると、
日本政府はこうした立場をとるしかないんですよ…。



これは主権国家としてどうなの…?



国民の生命と財産を守らずして、
一体何をどう【主権国家】と言えるわけ…?








安保法案は違憲だというから反対だ。
そういう意見の方もいらっしゃいますが、
こうした状況を踏まえると、
安保法案が違憲なのは誰にでもわかることです。



先にも言いましたが、
素直に受け取れば
現状の日本は既に違憲状態なんですよ?


対外的なこともあるので、百歩譲ってグレーゾーンだとしましょうか。


そこから一歩踏み出せば
違憲になるのは当たり前じゃないですか…!
何度も言いますが、
現状が既に違憲状態に限りなく近いんです。



そりゃ、
真っ当な憲法学者なら、
安保法案は【違憲】であるというしかないですよ。



ただし、
この場合、
問題なのは
自衛権すら認めないとする憲法の方ですが…。



自衛をしないというのは
一方的に虐殺されても文句は言わないということに他なりません。
無抵抗に殺されてやるくらいの宣言なわけで…。



国際的にも、
自衛権は主権国家に認められた権利なのに、
それを何故に否定するのかということですよ。


で、そのくせ、
自衛隊は持ってるし、在日米軍はいるし。
防衛しないのに、そうしたものを持っている。
でもそれは、そうした武力に当たらないという…。
既におかしい状況ですよね。


故に、
今回の安保法案の件で
【安保法案は違憲である】という論法は
当たり前のことすぎて、正直わざわざ話題に挙げる必要がないんですよ。


だって、
現状が既に違憲状態に限りなく近いか、
既にアウト状態なんだから…。



故に、
【安保法案は違憲である】という論法は、
大衆の世論を誘導するための意図的な報道であると考えるべきです。



一般の人に。
問題の本質を考えさせないようにするための
偉い人が考えそうな【もっともな理由】ってやつですね。









結局さ、
何が悪いって、
やはり一番悪いのはマスコミだと思うんだ。



それがどういう類の問題なのか、
一体どんな議論が持ち上がっているのか、
それぞれの意見や考え方はどうなのか。



本当に重要なことは何も取り上げない癖に、
やたらとセンセーショナルな見出しで、
本質とは関係のない部分を強調し、
事実を事実として伝えないまま、面白可笑しくなるように脚色して民衆に伝える。



今のマスコミってほとんどそうだよね。
見出しと内容が全く違うなんて記事、ザラですもん。



戦争法案だとか、
徴兵制だとか、
野党連中が意図してか意図せずか、
曲解して使いだした言葉を面白がって大衆に流し、
問題の本質を伝えないまま、民衆を扇動する。



いい気なもんだな、マスコミ業界。
革命を扇動する指導者気取りか?



それに踊らされる方も踊らされる方だけど、
最近は目に余るものがありますよ。


今、反対運動の中核をなすとされるシールズだっけか?
あれも思えば、マスコミ連中に踊らされるピエロみたいなもんですよ。



あれに如何ほどの民意があるんですか?
それにどれほどの正当性があるんですか?



冷静に考えれば見えることですが、
あれにはあまりにもビジョンがなさすぎます…。
物の見方が短絡すぎます…。



平和平和と言ってれば
平和がくるわけでもないですし、
戦争反対なのは当然のことなんですよ。


言っておきますが、
賛成派の人間だって誰もが戦争したくないんです。
それは政府関係者だって同じだし、それありきの議論なんですから。



今、反対反対と声をあげてる人たちは
ぶっちゃけ、問題の本質というか、
どういう手段をもって
【平和】を作っていくかのビジョンが圧倒的になさすぎるんですよ。



だから、そもそも議論のテーブルに着くことすらできない。
傍から見ててもその程度のことは分かります。









バランスオブパワー。


旧世紀に起きたこの思想は
確かに失敗に終わりましたが、
考え方としては良い線いってたと思うのですよ。


問題なのは
もっと網の目のような関係性を
密に構築するべきだったんじゃないかってこと。



それを踏まえて
現在構築されつつあるのが
現在の【国際協調】を中心とした世界設計。



複雑に絡み合い、
時として助け合い、時として牽制する。
そうした各々の繋がりが
いつかほんとの【平和】を作っていくんじゃないかと、密かに思うわけです。



そのためには
今はまだそうした抑止力的なものが必要で、
それを用いなくてはいけないことがあるとしても、
選んだ選択を無駄にしないことってできると思うんですよね。
理想論ですけれど…(苦笑)



そういう意味では
自衛隊というものも
災害救助だとか、国際協調のカードだとか、
そういう風に使うのもありなんじゃないかなと
個人的には考えるわけです。




もちろん、
そもそもの議論のきっかけになった、
自衛隊員のリスクってやつも、
なるべく角が立たないように、
適切に制限をかけたり、段階を設けたりするべきだとは思うけどね。



結局、
本当に議論しなくちゃいけないことは
マスコミや野党のミスリードのせいで、
国民側では何一つ議論できてないのが現状だけれども…。



まったく、
すっかり実のならないことに
貴重な時間を割いた感が否めないよね、今回の騒動…。



実際どうなっていくのか、
まだ推移が読めないところにありますが、
もう少しくらい冷静になって物事見た方がいいんじゃないか、日本国民…。



大事なのは、
どうリスクを回避するか、
どう平和を作っていくかであって、
戦争反対だとかなんだとか声を出すことじゃないんですよ。
何度も言うけど、戦争反対と叫んだから平和が得られるもんじゃない。
代案もなく、展望もなく、ただ叫ぶのは子供と一緒ってこと。




で、彼らは一体何に【反対】しているんでしょうね?



ワタクシには
いまだにそれが漠然としすぎてて
何がどういけなくて反対してるのか、サッパリわかりません。



大事なのはリスク回避とどう平和を作るか。
どうその折り合いをつけるのか。



それに尽きる議論だと思うのですが…。
なんなんだろうね、この状況…。





というわけで、
今回は少しばかり真面目な内容でした!





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Author:・リヴ・
現在、名古屋在住の
『まったり生きる』事に憧れる若造。


ゲームしたり、本読んだり、
お散歩したり、サイクリングしたり、
時々、短い『お話』を書いてみたり…。
結構色々やってます。

広く浅くをモットーに清く正しく(?)生活中!

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